第一高等学院に決めた理由の1つ…というより、
高卒認定を目指す決意をすることができたのは、
相談を受けてくれた先生とのやり取りがあったからこそです。
娘は、高校を中退して半年が過ぎていましたが、
それまでは一度も、学校という場所に赴いたことはありませんでした。
しかし、時間をかけ、自分と見つめあい、
あの日、個別説明会に出かけたのです。
それが、どんなに不安な時だったのか、
想像するのはそれほど難しくないと思います。
ものすごく緊張し、
不安で、最初は、何から話していいのかわからなかった娘に対し、
相談を受けてくれた先生は、焦らせたり、あきらめたりすることなく、
まっすぐに向き合い、こころを解していってくれました。
受け入れられることで、
どんどん話ができるようになり、
娘の不安はひとつひとつ解消されていきました。
そして、今後どうして行きたいのかを、導き出してくれたのです。
私達は、
個別説明会に訪れた時点では、
まだ「高卒認定を目指すかどうか」さえ決まっていない状態でした。
しかし、先生と話をしているうちに、
「高卒認定」のその先まで、夢が広がっていったのです。
それは、高卒認定合格が、高校中退者にとってどんな意味を持つのかを、
具体的に実感できたからだと思います。
高校を中退した時点で、
無意識、または意識的に、沢山のことをあきらめてしまっていました。
ですから、高卒認定を目標にしても、
その先まで想像するには至らなかったのです。
ところが、この時の相談で、
高卒認定によって開いていく未来というのが、はっきりとつかめたのです。
相談後、娘の目標は、
高卒認定の先に大学受験、そして…
将来の職業にまで広がっていきました。
学びたい、と娘が強く思うようになったのも、
はっきりと自分の意志で動き始めたのも、
自分自身で将来のビジョンをつかむことができ、
そのためにできることが見えたからなのだと思います。
あの、個別相談会での親身なやり取りが無かったら、
第一高等学院どころか、
高卒認定自体、やり遂げられなかったかもしれません。
挫折を味わい、
自分の殻をあつくしている高校中退者だからこそ、
そういう入口が、とても重要になってくるのだと思います。