娘は、ごく普通の中学生でした。
しかし、高校入学後、いじめにあい、
あっという間に、高校を中退してしまったのです。
なぜいじめにあったのか。
いじめは、される側が悪いのか。
高校中退は絶対にしてはいけないのか?
我が子に起きた出来事を通して、
改めて考えてみることになった親としての思いや役割をとは、なんだったのか?
高校を中退したわが子を、
すぐに理解をしてやれるという親は多くないと思います。
それでも、実際に問題が起こるまでは、
自分たちは深く理解しあった仲のいい親子だと思っているものです。
私もそうでした。
だからこそ、いじめで中退してしまった娘の理解できない行動に戸惑い、
自分を責めて我が子を責めてしまったのでしょう。
彼女は、そんな私の心も手伝って、
どんどん孤独になっていき、
やがては「ひきこもり」へと移行していってしまったのです。
ひきこもり続ける我が子を、
親としての凝り固まった価値観で計ることをやめてみる。
そんな風にして始めた私の第一歩。
そのためにまず行ったのは、高校中退者の声を聴くこと。
実際に、自分の子以外の事情を知ることで感じた、
あたりまえの気持ちと、
親として感じた気持ちのギャップに、驚きました。
いじめられてしまうことも決して少なくないと知りました。
そんな時に流れたテレビCMが、私たちの背中を押すことに…
高認を目指し、娘と話し合う事に。
我が子の気持ちが形になるまで、待つことにした私に、
彼女の方から相談を持ちかけてきました。
やっと動き出した私たちの新たな第一歩です。
いよいよ、個別説明会へ行ってみることにしました。
緊張していた娘ですが、
もうすでに前を向いていた気持ちから、
くじけることはありませんでした。
入学が決まり、新たなスタートです。