届いた資料を手渡すと、
「読んでみる。」と言って、部屋に戻っていった娘。
以前なら、その場だけの言葉になっていたであろう「読んでみる」に、
なんだか決意のようなものがにじんでいて、
私は、彼女が自分なりの考えをまとめるのを待つことにしました。
数日後、「高卒認定のことなんだけど」と話しかけてきたのは、
娘の方でした。
そもそも高卒認定というものを、よく理解していなかった私達。
高校卒業と同等の資格だという事はわかっていたものの、
どういう方法でその資格を得るのか、
いつ、どのような形で試験が行われるのかなど、
はっきり言って、本当に全くわかっていませんでした。
高認については、
よく理解しておいてほしいので、
他のページ(どこが違う?高卒認定)でも詳しく紹介することにしますが、
高認とは、文部科学省が実地している「高等学校卒業程度認定試験」の略称で、
旧大学入学資格検定(大検)と同様のものです。
高校中退者も含め、高校を卒業していない人を対象に、
卒業した者と同等以上の学力があるかどうかを認定するための試験です。
これに合格することで、
専門学校や短大、大学の受験資格を得られるのです。
資料請求した「第一高等学院」は、
この高卒認定に合格するための「予備校」のようなものというと
わかりやすいかもしれません。
このように、高卒認定を目指すための学校はいくつかあるので、
自分に合ったところを探すといいと思います。
しかし、高卒認定に合格することを目指しているわけですから、
内容はある程度充実していないと意味がないので、
そこだけはしっかりと見極めなくてはなりません。
前向きな話合いはどれくらいぶりでしょうか…。
やっとお互い腹を割って話をすることができました。
学校について、どうしたいのか、
何を目標に学ぶのかなど、さまざまな話をすることができたのです。
娘の話は「学校の学習スタイル」がメイン。
通信制、通学制を選べたり、
生活スタイルや環境に合わせてコースが設定されていたりして、
第一高等学院の自分らしいスタイルで学習を続けられるというのが、
大きな魅力だったようです。
やはり一番はしっかりと学べる環境であるという事。
学ぶために高校に行った娘でしたが、
環境に適応できず、中退に至ってしまいました。
「ここなら、自分にも通えるかもしれない」
そう話す我が子の言葉に、
涙があふれてきました。